妖精の森編(2)

一行は次の日に妖精の森に行くことにし、宿を取った。

 

その宿の中・・・
夕食を食べに行くことになって、皆が行った中シルビは後でついていくといって一人宿に残った。

 

シルビはとある銃弾を見つめた。
いつも使っているのとは違う色をしたものだった。
重さも違う。
普通のよりかなり重いものだ。

 

その銃弾を見ながらシルビは思い出した。
ダルメラは言った。
手段は目的を正当化しない・・・と。

 

この銃弾は使ってはならないと思った。

 

でも、アッシャは言った。
自分なら正しく使える・・・と。

 

それが、なぜか妙に突き刺さった。

 

この銃弾は、本当に正しい使い方が出来るのか・・・。
この銃弾の使い道は自分だけの問題ではないのだ・・・。

 

ドゥとの戦いで使った銃弾とは違いすぎる。

 

 


シルビ、遅いわね。

 

 

宿にある食堂でマリコは言った。
不安があった。
シルビの様子は、今まで見たことのない表情を見せていた。
アッシャに言葉を投げられてから・・・。

 

 


シルビにだって、色々とある。

 


シルビ殿なら、平気だ。

 


すぐに参りますわ。

 

 

全員シルビの変化に気がついていた。
宿で夕食を先に行ってくれと言ったときから。
アッシャの言葉に、過敏に反応していた。
何かある・・・しかし、シルビを皆信じている。
シルビなら、平気だと。

 

リスキンはマリコよりシルビの中にあるものを敏感に感じ取っていた。
シルビには、何かしらの使いたくない力を見て取れた。
自分が己の中の闇を否定してたときのような何かが・・・。

 

 

続く

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