妖精の森編(1)

エルダは途中でエルフの村で降りていき、その後、一向はそのままリゾッテの首都まで一直線でリゾッテの首都まで行った。

 

リゾッテはメイラとは全く逆で緑豊かな国だった。
美しい山々がそびえ立ち景色はめまぐるしく変わるのがThe Circusの窓から見えて、特にマリコははしゃいでいた。
母国エルダスは砂漠こそないものの起伏のない土地で代わり映えのない風景が広がっていた。
最初に着いたバルヌ王国もエルダスと似た感じだった。
初めて見る景色にマリコは目を輝かせていた。

 

 


じゃあね~
次の公演まで少ししかないから急がなくっちゃ♪

 


え!
アッシャは戦わないの?

 


戦うわよ。
魔族がいるのはここだけじゃないのよ?

 



そうだった・・・。
ごめんなさい。

 


それも天啓とやらか?

 


まあね。

 

 

一堂に一瞬沈黙が走る。
大賢者アッシャ、その人が仲間にはならない・・・。

 

 


ありがとな、アッシャ。

 

 

そんな中、シルビがにっと笑った。
不安をかき消すように笑みだった。

 

 


送ってくれてありがとう!

 


・・・。
世話になった、アッシャ殿。

 


じゃあな。

 


ありがとうございました。

 

 

そんなマリコ達をみて満面の笑みを見せた後に、アッシャはシルビを見た。

 

 


自分の作り上げた力に自信を持ちなさい。
あなたなら、正しく使える。

 


!!

 

 

シルビはなぜか苦虫をつぶしたような顔になった。

 

 


な・・・んで・・・。

 

 

なんで知っているのか。
そう、シルビの目は語っていた。

 

 


私は何でもお見通しよー
じゃね~

 


またねー

 


俺様の芸が見たくなったら、今度はきっちり時間の余裕を見て依頼しろよ。
もう水中はいやだぜ。

 

 

アッシャたちの乗るThe Circusを見送りながら、シルビは何かを考えていた。

 

 


・・・。

 


どうしたの、シルビ?

 


いや、べつに。

 

 

様子がおかしい。
マリコはすぐにシルビの異変に気がついた。

 

 

続く

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