エルフ村編(5)

一方、アルテメシアは相変わらず優雅な部屋・・・元々はエルフの族長の住んでいた屋敷でくつろいでいた。

 

 


エルフ達ったら・・・
逃げたって無駄なのに・・・
ふふ・・・
そんなにも、私が美しくなる過程をそんなに楽しみたいのかしら。

 


一番上等なのが残っておりますし、エルフ達はそれも楽しみなのでは?

 


そう、あの娘、なんていったかしら?
強い治癒能力を持つ娘。
あの娘の能力のおかげで、エルフたちはすぐ死なず・・・
私は私の美貌が徐々に美しくなるのを楽しめたけど・・・
そろそろ頃合ね。
食べたくてうずうずしちゃってきてるわ。

 


残りのエルフ達を・・・
そして何より、あの娘を喰らえばさぞやアルテメシア様の美貌に磨きがかかるでしょう。

 


アルテメシア様ー。
で、で、あの娘の残り滓も私が食べていいんですか♪

 


もちろんよ。
あなたも美しくなりなさい・・・。

 


やったー。
おいしそう、楽しみ♪

 


こ、この大陸のエルフを全滅させるおつもりですか、アルテメシア様・・・!

 


それが?

 


し、しかしそれでは魔王様の命をたがえることに・・・!
魔王様はエルフを何かに利用しようとしておられましたにゃ・・・!

 


ドゥ。
貴女が忠誠を誓ってるのは魔王様?
いつのまにそうなったのかしら?

 


とんでもありませんにゃ!
ドゥが忠誠を誓っているのはアルテメシア様お一人。
魔王様ではありませんにゃ。
・・・ですが、心配で。

 


相変わらず心配性ね、ドゥ。
急激に力を増してゆくアルテメシア様に誰が敵うというのかしら?

 


・・・。

 


トゥロワの言うとおりよ。
私はこれからもどんどん素晴らしい存在になるの。
魔王様よりも・・・ね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


それにしたってドゥはいつまでも猫缶しか食べないのね。
あなたもエルフを食べればいいのに。
アルテメシア様だって、お許しになってくださっているのよ。
いつまでもそんな馬鹿猫姿でいるつもりなの。

 


猫缶は素晴らしいのだにゃ!
ドゥはこれ以外は食べない主義だにゃ!
しかも、今や全部アルテメシア様が用意してくださる最高級な猫缶だにゃ!

 


アルテメシア様はお優しいから・・・。
あなたがいつまでもそんな馬鹿猫姿でも許してくださっているけど。
私は嫌だわ。

 


トゥロワはやかましいにゃ。

 


ドゥは猫缶残らず平らげるから、残りもらえなくてつまらないー。

 


猫缶はあげないにゃ!
全部ドゥのものにゃ!!

 


けち!!

 

 

続く

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