地下都市編(33)

その時、シルビはウエスタの銃弾を撃ち込み、それはヘルガに命中した。
だが、ヘルガは何事もなかったかのように立っていた。
当然である。
ヘルガに当てたのは魔族を”攻撃”するための銃弾ではないのだ。

 

 


ふふふ、無駄なこと。

 

 

ヘルガは愉快そうに笑った。

 

 


悪あがきって、素敵だわ☆
さあ・・・魔王様を侮辱した罪、償ってもらうわ!
“ディフューズアタック”!!!

 

 

だが、魔法は出なかった。
ウエスタの銃弾は効いていたのだ。

 

 


何で魔法が魔力が・・・!?

 

 

驚きを隠せないヘルガ

 

 


いまだ、マリコ!!!

 

 

マリコは剣をかざした。
そして、マリコは膨大な光に覆われ・・・

 

 


ソードシャイニング!!!!!!!!!!!!!!

 

 

圧倒的なまでの光のオーラをだし、その光で一気にヘルガを切り裂いた。
それこそが、マリコの必殺技。
敵単体に光の刃で切り裂く大技。
ただ、光を溜め込むのに”間”が必要だった。
しかも、使うと体力の消耗が著しい。
連発は出来ない。
なので、その決定的なまでの”間”を作り出すために、シルビはウエスタの銃弾を最後の最後までとっておいた。
それこそが、シルビ達の”策”。

 

 


・・・・・・なんですって。

 

 

血を吐くヘルガ。
闇属性のヘルガにとって光属性は天敵。
そして、マリコの属性効果は強力を極める。
その光の刃が直撃したのだ。
ヘルガとて、ただでは済まされない。

 

 


魔王様・・・魔王様・・・・・・!!
負けられない、魔王様の・・・ために・・・も・・・!

 

 

立ち上がろうとしたヘルガ、そこへマリコが一気に間をつめて切り裂いた。

 

 


魔王さ・・・ま・・・愛して・・・おり・・・ます・・・・・・。

 

 

その言葉を最後に、ヘルガは黒煙を出してこの世から消滅した。

 

 

続く

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