地下都市編(16)

ヘルガは無駄に広い豪華な部屋の中央で華美な椅子に座ってくつろいでいた。
そこへスニークがやってきた。

 

 


ヘルガ様、よろしいんですか?

 


何がかしら♪

 


光の勇者は魔王様への献上品だと仰っていた。
しかし、あれでは壊れるのでは?

 


あら、壊れないわよ。
すぐには。
あんなに上等なんだもの。

 


そうでしょうか。
光の勇者といっても、所詮小娘。
心まではそうとも言えないでしょうに。

 


言えるわ☆
あのおちびちゃんには、他にも仲間がいるわ~♪
しかも、上等の。
そう簡単には壊れない。
壊れられない・・・・。

 


 


上等品を使って最上等品を魔王様の前で壊すの♪
きっと、魔王様はお喜びになるわ☆

 


・・・。

 

 

愉快気にクスクスと笑うヘルガ。
スニークは黙って部屋を出た。

 

 

続く

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