地下都市編(12)

一方、シルビは・・・
翌日、研究員達が珍しく談笑し会っているのを目の当たりにした。

 

 


???
なんだんだ、どうしたんだこいつら。

 


謀反だって、しかも相当大規模な。
昔はよくあったって噂では聞いていたけどさ。
本当に起こるもんだったんだな。
俺が来てからは何かしようとしでかしても一人二人で行動するだけだったんだけど。
びっくりだね。

 


・・・誰が・・・・・・起こしたんだ・・・・・・・・・。

 


ああ、光の勇者様っていう女の子だって。

 


!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 

 

声にはならない叫びを上げるシルビ。

 

 


・・・もしかして・・・・・・妹さん?

 


ど・・・うな・・・った・・・・・・。

 

 

ウエスタは奴隷医師と同じ説明をした。

 

 


ま・・・り・・・こ・・・・・・・・・。

 


悪趣味だよ、ヘルガは。

 

 

事情を盗み聞きしていたのか、シルビたちのほうを見てにやついている研究員達。
それにシルビは激高して殴りかかりに行こうとしたが、ウエスタに羽交い絞めされた・・・。

 

 


何すんだよ!!!!!!!!

 


言っただろ、皆あっちの世界の住民だって。
無駄だよ。
殴ろうが殺されようが、あいつらはどうともならない、無意味だ。
もう壊れてるんだ。
お前なら分かるはずだ。

 


でも!!

 


妹さんだもんな。
辛いだろうさ。
でも、あんなあっちの世界の人間をどうこうしたって何にもならない。

 


・・・・・・・・・。

 

 

シルビはウエスタの言葉で行動を止めた。
マリコはあんなだ。
正直、何しでかすか分かったもんじゃない。
ただ、何を起こしたってヘルガはマリコを生かしておくとは思っていた。
マリコは光の勇者。
ヘルガにとっては格好の贄だろう。
だが、こんな形でとまでは頭が回っていなかった。
シルビは己を恨んだ・・・。
もっと慎重に地下都市へ乗り込むべきだったのだ。
最初の眷属があまりにも間抜けだったから、どこかなめてかかっていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


マリコ・・・俺・・・・・・・

 

 

続く

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