地下都市編(3)

長い階段を最後まで下りるてしばらく道なりに進むと、そこには大きな広間があった。
そして、マリコたちが来るのと同時に四方に炎が上がり広間を照らした。
其の中央には少女とも女とも取れる綺麗な姿なりをした女とスニークがいた。
その女は禍々しい強い闇をまとっていた。

 

 


!!!

 


あら、可愛い子が一人いるわ~♪
あなたがノーティを倒した光の勇者様よね。
会えて光栄だわ。
ようこそ、地下都市へ♪
私は魔王様直々の眷属、ヘルガ。

 


私の言うこと当たってた!
やっぱ、知ってて連れてきたのね!

 


普通に案内しろよ!
何で金取ったんだよ!!

 


・・・。
今はそんなことを聞く時か?

 


金は天下のまわりものだ。

 


返せ、今すぐに!!

 


・・・。

 


ちゃんと案内した、仕事はした。
返す義理はない。
それに、知らなくても連れてきた。
地下都市が目的である以上はな・・・。

 


え?

 


理由は、すぐに分かる・・・。

 

 

スニークの殺気を察し、身構えるマリコ達。

 

 


お待ちなさい、スニーク。
そこのおちびさんとお兄さんはノーティを倒したのよ?
ノーティはお馬鹿だったけど、腐っても魔王様直々の眷属だった。
あなたの手に余るわ。
それに、そこの獣人さんも力強い香りがするし☆

 


確かに・・・。
申し訳ありません、ヘルガ様のお手を煩わせることになって・・・。

 


気にしないで頂戴。
それより、素敵な贄をありがとう。
こんなに早くこのおちびさん達に会えるとは思ってなかったわ~。
来るのを待ってるのが一番楽しそう♪、とは思ってたけど・・・やるわね、スニーク☆

 


ありがとうございます・・・。

 


ってことで、お料理タイムねー♪

 


何がお料理よ!
こっちが料理してやるわ!

 

 

一直線に剣を手にヘルガに突っ込むマリコ。

 

 


マリコ殿!?

 


馬鹿!
闇雲に突っ込むな。
あいつのまとった闇が視えないのか!
あのアホ眷属とはわけが違う!!

 

所詮、眷属は眷属よ!
私の敵じゃない!!!

 

 

剣をヘルガに一気に繰り出すマリコ。
その瞬間、ヘルガは杖を操り片手でマリコはシルビとガラドゥがいる場所まで弾き飛ばした。
ヘルガは手に一番上に宝石が付いている不思議な鎌を持っていた。

 

 


片手で弾き飛ばした!!??

 


私は何百年もの間、ここを支配してきたの。
魔王様のために。
この地下都市を魔王様のお気に召す場所にするために。
魔王様、魔王様・・・素晴らしく愛しい魔王様・・・。
この世全てを支配する、素晴らしき魔王様。
そんな素晴らしい魔王様に仕える私に敵うと思っているのかしら。
可愛い可愛いおちびさん♪

 

 

ヘルガはうっとりした顔で魔王への愛を語った。
そんなヘルガにマリコは激高した。

 

 


ふざけてるんじゃないわよ!

 


マリコ、駄目だ!!!

 

 

だが、マリコが攻撃を仕掛けようとした次の瞬間・・・マリコ達は一瞬で闇に包まれ、消え去っていってしまった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


ホント、元気で素敵な素敵な可愛いおちびさん♪
きっと魔王様もお気に召すわ☆

 

 

続く

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