岩山編(5)

一方、呪いの塔では。

 

 

ノーティ
ふはははは
これで獣人たちは何も出来ない!!
俺の放った魔物でこの国の人間達は右往左往。
この国も獣人たちも俺様が壊滅させられる!
魔王様はどんな褒美をくれるかな♪

 

ノーティの使い魔
ノーティ様
デモ、勇者一行ガ来テ魔物タチヲ一掃シ始メタト聞キマス。

 

ノーティ
そんなもん、焼け石に水だぜ!
馬鹿な連中だ。
それにな、俺の結界は抜群の威力だ♪
獣人たちを封じ込めるなんて、俺って凄いぜ☆
他の連中、俺を小馬鹿にしやがったが、ほれ見ろ、俺にだって出来るじゃねえか。

 

ノーティの使い魔
・・・。

 

ノーティ
それに、勇者だあ?
俺はただの魔族じゃない!
魔王様直々の眷属だ♪
俺にどうしようかなんて出来っこねーよ☆

 

ノーティの使い魔
ダトヨイノデスガ・・・。

 

 

*******************

 

 

一方、村では。

 

 

マリコ
で、その塔は今どういう状況なの?
詳しく教えて頂戴。

 

村人B-1
だから、影を見ただけだってば。
俺は何も知らないぜ~。

 

シルビ
場所は?

 

村人B-1
どこだったけな?
俺も必死だったしなー。

 

マリコ
・・・。
じゃあ、村長さん
あなたは場所知ってる?

 

村長
もちろんですとも!
(地図を広げ、場所を指差す)
ここから遠くなく、やや南西に向かった場所です。
歩いて一日半といったところでしょうか。

 

シルビ
なるほど。

 

村長
が!
勇者様達にかかれば、そんな距離もなんのそのです!
そんな魔族と思しき影も、岩山の結界もどうにかしてしまうでしょう!!

 

マリコ
当たり前よ。
私は光の勇者!
絶対にその魔族をやっつけて、獣人たちを解放するわ!!

 

村長
なんと頼りがいのあるお方だ・・・!
(マリコの手を強く握る)

 

 

マリコの言葉に大喜びをする村人や警備隊員達。
これで安心だ、我々は救われると、などと言い合っている。

 

 

シルビ
・・・なんだかなあ。

 

 

続く
 

 

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